秋の野菜、さつまいもの効果・効能は?
こんにちは!しずくです。
風が涼しくなり、秋が来たという感じですね。
そこで今回は、秋の旬野菜、さつまいもの効果と効能を紹介したいと思います。
【目次】
- さつまいもの由来
- さつまいもの栄養価は?
- さつまいもの調理法
1. さつまいもの由来
さつまいもの原産地は中央アメリカです。
17世紀初めに日本へ渡来し、のちに青木昆陽が薩摩経由で日本各地で伝えたことから、
「さつまいも」
という名がついたそうです。
現在の主産地は鹿児島県、茨城県、千葉県がトップ3です。
2. さつまいもの栄養価は?
さつまいもといえば、やはり食物繊維を思い浮かべる方が多いと思います。
さつまいもの食物繊維は1本(約200g)で約3.5gと、非常に高いです。
このことと、さつまいもに含まれるヤラピンという成分から、便秘の解消に効くとされています。
しかしそれだけでなく、ビタミンCが1本でなんと約60mgも摂取できます。
これは一日の必要摂取量とほぼ同量です。
ビタミンCはメラニン色素の沈着の抑制に効きますから、シミやそばかすに有効です。
さらに、玄米の約2倍のビタミンEを含んでいますので、ガンの原因である過酸化脂質の発生を抑えてくれます。
3. さつまいもの調理法
さつまいもは、天ぷらや大学芋、スイートポテトなど幅広い調理法がある野菜です。
さつまいもの特徴である甘味はアミラーゼというでんぷんに由来するものです。
アミラーゼは60℃で糖化が進みますから、低温でじっくりと加熱することで焼き芋のような強い甘味を出すことができます。
また、空気に触れるとさつまいもに含まれるポリフェノールにより変色してしまうので、切ったらすぐに水につけるようにしましょう。
寒さに弱いため、保存は常温で、風に当てないようにしましょう。
どうでしょう?季節の食べ物を美味しく食べて、ずっと元気に過ごしましょうね。
ではでは!
※この記事はこの本を参考にまとめさせていただきました。↓
出典:三浦理代 (1998) 「からだによく効く食べもの辞典」池田書店。